邪気
本文へジャンプ

前項で餓気について説明しました。

会話の際にさりげなく使ってしまった「カルマ言語」から「餓気」が生じます。そして餓気からはさらに「邪気」が生じます。

「邪気」とは、「喜怒哀楽がすぎたるもの」と定義されます。

通常の喜怒哀楽では邪気は生じません。

例えば、素敵なことが起き嬉しくて微笑む、子供が悪いことをしたので躾のために叱る、悲しいドラマを見て涙ぐむ、などの日常の行為からは邪気は生じません。

一方、友達が失敗したから大爆笑する、部下が失敗したので大激怒する、大切な人を亡くし号哭の涙を流す、などの激しい過剰な感情は邪気と変わります。

強い悲しみ、激しい怒り等の感情を発すると、それが邪気と変化(へんげ)し自身の身体にまとわりつきます。

これは静電気のように身体全体を隙間なく覆ってしまいます。それがネガティブなバリアとなってしまい、やってくる運気をすべて跳ね返してしまいます。

したがって運気はどんどん落ちていきやがて不幸のドン底に落ち込みます。

ゆえに、いつも怒っている人は怒りの邪気がバリアとなって身体を覆っているので運気が届かないので幸せな人生を歩むことができません。

心穏やかな人は「陽気」を発しており、これは運気を寄せ付けますのでいつも幸せでラッキーなことがよく起こるようになります。


「餓気」は自己にのみ影響を与えますが、「邪気」は自己だけでなく他者にも影響を与えるためとても厄介です・・・。

例えば、葬儀場にはすぎたる悲しみが漂いそれが悲しみの邪気となって漂っています。葬儀場の横を通り過ぎたとき、悲しむ近親者の方々を見て心がキュンと痛んだとします。
その気持ちが家に帰っても続いていたとしたら、それは邪気を貰ってしまい身体にまとわりついてしまったことを表します。

このように、邪気は自分とは全く関係ない人からも貰ってしまいます。いくら自分の感情をコントロールして邪気を抑え平常心でいたとしても他人から貰ってしまうので邪気を避けるのは難しいです。

こうして僕たちは日々少しずついろいろなところから知らないうちに邪気をもらい邪気を身にまとっていきます。

「近頃運気が落ちたな?」と思ったときは邪気が相当溜まっていることが多いです。


従っていつも陽気で楽しい仲間とつきあっているのが運気をあげるコツですね。ネガティブな人に囲まれて生活しているとどんどんその人達から邪気を貰ってしまいます。そして運気がどんどん落ちてきます。

友達やつきあう人を選ぶことは自分の運勢においても大切なことですね。

次のページへ
inserted by FC2 system